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イルカ施設を楽しむ反水族館活動家

 ここ数日太地町に外国人活動家2名が出没している。現在は休漁期のため漁港の生簀や各飼育施設のイルカのチェックに来たと説明しているが、那智勝浦町内のホエールウォッチングに参加したりイルカの餌やりを楽しむなどほぼ観光旅行の様子である。飼育に反対しながら隠れて施設イルカと触れ合って喜んでいる節操のない活動家の一例だ。





 例えば、くじらの博物館でイルカと記念写真を撮っているこの人物は昨年度に太地町に来たフリーの活動家だが、この後イルカ輸送作業を執拗に撮影するなどシーシェパードやドルフィンプロジェクトと一緒に散々ネガキャン行為を行っている[>>1]。彼らにとって水族館批判はツールに過ぎない。


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画像は活動家のFBプロフィール画像より(現在は削除)。

 2012年度までは頻繁に太地町に通っていた某格闘家は、「イルカが殺されるのは耐えられない」と言いながらドルフィンベェイスでイルカと触れ合うのは楽しんでいたため、FB上で仲間から批判された挙句に「飼育は支持する」宣言をして撤退してしまった。
 そもそも彼らがイルカラブになったのはその大半が水族館のショーや触れ合いプログラムがきっかけという矛盾も抱えている。

 ザ・コーヴで感化された支持者がまず反応するのは一様に4分間の屠殺流血シーンでありまず最初に「残酷!可愛いイルカが殺されるのは許せない」という感情を持たせるのだが、そこに「水族館の需要で太地でイルカが捕獲され、余ったイルカが食用屠殺される」という、本来は主従関係の主である食文化を後付けの有効利用論に置き換える事で、水族館のイルカショーがなくなれば屠殺もなくなるというレトリックが展開され、これが一連の反水族館運動の動機となるという巧妙な誘導テクニックが用いられている。

 彼らがウォッチング業をプロモートするのは、フロリダでウォッチングを運営するオバリー路線に倣っているという事だが、これはトレーナーだったオバリーが転向したように、追い込み漁の漁師が代替業でウォッチングに転向すればいいという手前勝手でかつ非現実的な幻想を相変わらず信望しているという事でもある。
 日頃「エンプティ・ザ・タンク」デモに参加しているようなこういった活動家がイルカ触れ合い施設で餌やりなどイルカと触れ合って喜んでいる様子は何の冗談かと思わさせられるが、飼育批判とは彼らにとってオバリー路線のキャンペーンツールであっても、彼らの多くはイルカを殺さない水族館は本音では許容という事なのだろう。

 元々は鯨やイルカが殺される事をメインターゲットにしていたシーシェパードが、特に昨年のWAZA騒動以降は節操もなく露骨に反水族館路線を打ち出したのも、結局ザ・コーヴの成功を受けたオバリー路線の便乗でしかない。

 先日入国拒否になった現在76歳のオバリーが将来的に引退をする頃には、反屠殺の動物愛護派と反水族館の先鋭派(思想派)に分裂する日も来るのかもしれない。(了)

【本エントリーの資料・情報など(限定公開)】







脚註:

  1. ^ 尤もこの人物の場合は太地町で撮影したイルカなどの写真を欧米メディアに売っているある意味商売人ではあるが、SSの活動家と同じ飛行機で帰国したり、SNS上でSSやDPの活動家と少なからぬ親交があるなど、活動家と判断するには十分である。

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